MENU

ONLINE SHOP

オンラインショップへ

SAGA HIRAKAWAYA

佐嘉平川屋について

2023.01.03

株式会社佐嘉平川屋として再スタートします。

新年明けましておめでとうございます。
佐嘉平川屋代表の平川です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年を振り返って

昨年は、お陰様で水害に見舞われることもなく、9月23日の西九州新幹線の開業に合わせて武雄温泉本店を無事オープンすることができました。新幹線開業の経済効果のシンボリックな民間施設として数多くのテレビをはじめとするメディアで取り上げていただき、順調な滑り出しとなりました。無理やりオープン日を新幹線の開業日に合わせたため、十分な研修もできずにお客様にもご迷惑をおかけすることが多々あったかとは思いますが、3ヶ月を経てどうにかスムーズにオペレーションも回すことができるようになりました。

一方で嬉野店については、昨年1月に仲里依紗さんのYouTubeでパフェを紹介していただき、それがバズって一時はパフェ屋の様相を呈しておりました。そのお蔭でかつてないほどのお客様にお越しいただくようになり、平日でもかつての土日祝日のような忙しさとなりました。
大晦日には最後のお客様として、なんと仲里依紗さん一家にお越しいただき(もちろんご主人の中尾明慶さんもご一緒に)、想定外の出来事にスタッフ一同感謝感激、まさに仲里依紗さんに始まり仲里依紗さんで締めくくる一年となりました。

その他、卸や通販もすこぶる好調でこのご時世に本当にありがたい一年だったと思います。

地域の食文化を次世代に繋いでいくには

そのような中、昨年12月に創業から72周年を迎えました。
昭和35年をピークに多くの豆腐屋がどんどん減り続け、今や5000軒を切るような状況にある中で、どうにかこうして豆腐屋を続けられていることを本当にありがたく感じております。

しかしながら、現在の豆腐屋を取り巻く環境はかつてないほどの厳しさとなっています。原料や資材、電気やガスの高騰、そして人手不足。豆腐屋を続け、地域の食文化を守っていくには、こういう壁も乗り越えていかなくてはなりません。特に人手不足は深刻で、技術を持った人たちが働き続けることができる環境を整え、次の世代を担う人たちを育てていかないことにはどんどん地域の食文化は消えてしまう運命にあります。
そうならないためにも豆腐屋としては一般的と思われていたような待遇や労働環境を改善していくことが急務となっています。

佐嘉平川屋が目指す豆腐屋のあり方

私たちは昭和25年に創業し、昭和51年に法人化して有限会社平川食品工業となりました。それから40数年が経ちましたが、72周年を迎え屋号であった佐嘉平川屋を社名とし株式会社佐嘉平川屋として再スタートを切ることといたしました。

佐嘉平川屋のビジョンは「佐賀を豆腐の聖地にする」こと。

そのために「佐賀の豆腐文化を全国に」広めるべく活動していますが、その基盤となるのはお豆腐づくりの確かな技術。
その技術を守り受け継いでいくためには、 豆腐屋が

「かっこよく」
「働きやすく」
「生活する上で十分な収入が得られる」

ようになることが不可欠だと思っています。

株式会社佐嘉平川屋に社名変更するにあたり、そんな豆腐屋を目指したいと思います。

最新の記事