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SAGA HIRAKAWAYA

開発ストーリー

2021.11.25

有田焼と温泉湯豆腐のコラボレーション

こんにちは、佐嘉平川屋代表の平川です。

みなさん、有田焼って聞かれたことありますでしょうか?
佐賀県有田町(佐嘉平川屋本社のある武雄市の隣町になります)とその周辺地域で製造される磁器のことで、江戸時代には伊万里港から出荷されていたため伊万里焼とも呼ばれていました。
有田は、日本で初めて磁器が焼かれた産地と言われており、400年以上に渡って食器や美術工芸品などを作っています。1650年代からはヨーロッパや東南アジアなどにも輸出され、ヨーロッパの王侯貴族の間でコレクションされていたと言われています。

伝統様式はそのままに、現代のライフスタイルに合わせて再提案

そんな佐賀県の伝統工芸である有田焼を、現代のライフスタイルに合わせて再提案するのが「アリタポーセリンラボ」。中でも日本の四季の情景を器で表現した「JAPANシリーズ」は、ブランドを代表する人気シリーズです。透き通るような白い磁肌や、古来より縁起が良いとされる吉祥文様など伝統様式はそのままに、シックな配色でモダンに表現しています。職人の手技から生まれる洗練された美しさが食卓や料理を上品に引き立たせてくれます。

佐嘉平川屋は、昨年よりその「アリタポーセリンラボ」とコラボレーションしており、「温泉湯豆腐と有田焼のセット」の有田焼を作ってもらっています。

その代表の七代目弥左衛門は、実は佐嘉平川屋の三代目と高校、大学の同級生。将来コラボすることになるとは露知らず、よく一緒に遊んでいました笑。

400年という長い時間を旅した有田焼

先日、そんな「アリタポーセリンラボ」の工場に潜入してきました。
完成前の有田焼が広い工場に所狭しと並ぶ光景は圧巻。佐嘉平川屋向けの有田焼も素焼きの状態で準備されていました。

そんな中で熟練した職人さん達が目の前の焼き物に集中して、形を整えたり絵付けしている姿が非常に印象的でした。熟練した職人さんの技が、有田焼を支えているんだというのがひしひしと伝わってきます。400年という長い時を経て現代に受け継がれてきた有田焼のロマンを感じますね。

豆腐屋も窯元も末長く続けていくためには、技術の継承が極めて重要であり、どうやって今後、職人さんたちを採用し育てていくか大きな問題だと改めて感じました。そのためには魅力的で働く人が誇りに思ってもらえるような産業にしていくこと、提供する商品の価値を上げお客様にきちんと伝えることでそれなりに収益をあげられるような体質に持っていくこと、がやはり重要ですね。その実現に向けて今後も頑張っていきたいと思います。

今回ご紹介した有田焼と温泉湯豆腐のセット商品は こちら よりお買い求めいただけます。
ぜひ一度お試しくださいませ。

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