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SAGA HIRAKAWAYA

佐嘉平川屋について

2021.04.05

佐嘉平川屋の歴史 其の一 – 祖父の代 – 佐嘉平川屋 はじまりの物語

佐嘉平川屋 三代目の平川です。

今回はわたしの祖父の代、1950年〜1968年の佐嘉平川屋はじまりの物語をお伝えしたいと思います。

佐嘉平川屋 はじまりの物語

佐嘉平川屋は、私の祖父 平川徳次が、終戦を迎えた5年後の昭和25年、佐賀県杵島郡北方町で始めました。

創業当時、佐賀・長崎の親戚で10軒ほど豆腐屋を営んでいました。 お豆腐作りは親戚から教えてもらうことができましたし、しかも小資本で日銭が稼げるという点で、始めやすかったのだろうと思います。

豆腐屋は昭和35年頃のピーク時で50,000万軒を超えていたといわれており、現在のコンビニと同じくらい豆腐屋があった、ということになります(令和1年のデータでは、5,700軒程度)。

その頃は、1日に100丁お豆腐を作れば、一家四人が暮らしていけたといわれており、私の父が中学生や高校生の頃、祖父が作ったお豆腐を父が自転車に乗って早朝から隣町に売りに行っていたとのことでした。

父はそんな生活が嫌で、高校を卒業してすぐに逃げ出すように大阪に行くこととし、営業の仕事をすることになります。

しかしながら数年後、祖父が体調を崩し、佐賀に戻るように強く求められたため、仕方なく佐賀に戻り、豆腐屋を継ぐことになりました。

父の代(1968年〜2006年) 第一話 工場を新設し法人化した、先代の大きな決断

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