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SAGA HIRAKAWAYA

佐嘉平川屋について

2021.06.17

一般財団法人 全国豆腐連合会の理事に就任いたしました

こんにちは。佐嘉平川屋、代表の平川です。

この度、一般財団法人全国豆腐連合会の理事に就任いたしました。

今回はそのご報告を兼ねて、物語というかたちで経緯と想いをお伝えしたいと思います。

これまでの活動

国から認可された唯一の豆腐の業界団体として、一般財団法人全国豆腐連合会(全豆連)という団体があります。豆腐の啓蒙普及と、事業者の経営サポートに努める業界団体になります。全豆連には、会社として、そして私が会長を努める九州・沖縄豆腐業研究会として加入しているところです。
 
以前は、業界団体はおろか同業者との交流もほとんどありませんでしたが、2015年に京都で開催された全豆連主催の第5回豆腐屋サミット&全国豆腐品評会に縁あってたまたま参加し、その際に、久在屋という京都の豆腐屋の代表で京都府豆腐油揚商工組合理事長の東田さんとの出会いがありました。その後も交流が続き、東田さんの豆腐業界を盛り上げていこうという情熱に巻き込まれ、ほとんど付き合いのなかった九州・沖縄の豆腐屋さんの有志を募り、九州・沖縄豆腐業研究会を立ち上げることとなり、私が初代の会長になりました。
それからは、毎年の全国豆腐品評会九州・沖縄地区予選の運営や、表示の制度改正に伴う勉強会、今後の豆腐屋を考える合宿、直近では今年6月から義務化となったHACCPの導入に向けた勉強会などを開催してきました。
現在もコロナ禍で全国豆腐品評会を開催するか否か、各地の地区代表者とともにオンラインで議論が交わされています。
 
そんな中で、全豆連の事務局から突然連絡があり、理事就任の打診がありました。九州・沖縄豆腐業研究会としてさまざまな活動は行っているものの、全豆連の直接の活動は行っていなかったので非常に驚きました。とはいえ、後継者不在や経営難で毎年数百件というレベルで豆腐屋さんがなくなっている現状を考えるとそういう状況を変えていかなくてはならないという想いは以前よりあって、業界に恩返しするという意味でも私が何らか貢献できるのであればやらなくてはと思い、お引き受けしました。

豆腐業界のこれからを見据えて 

先日、全豆連で理事会があり出席したのですが、理事は6名、私は唯一の40代(とはいえ今年で50歳ですが。。)で最も若い理事のようでした。その分より長期的な視野で豆腐業界を考えることが私の役割なのかなと思っています。
また、その理事会の際に新しい会長を選出することになっていたのですが、私を業界に巻き込むきっかけとなった京都の東田さんが会長に選出されました。
そのほかの理事の方も改革派の方が多く、東田さんのリーダーシップのもと、豆腐業界がどう変わっていくのか、私も楽しみでなりません。
私のライフワークの一つである「新しい豆腐屋の形を作る」ことと同時に、全豆連活動を通して「新しい豆腐業界の形を作る」ことにもチャレンジしていきたいと思います。皆様にもこれからも豆腐業界を応援していただければ幸いです。

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